風の小径

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小学生に塾は必要?教育を取り巻く変化は小学校のうちから対策が必要?

小学生で塾に行かせた方が良いのかその必要性に悩む人も少なくないと思います。

私は塾は全く行かせませんでした。特に小学生の間は学校の授業だけで十分だと思ったからです。中学生になったら検討しようかと思いましたが、本人も必要性を感じていないようだったのでやめておきました。

皆が行くので行かせないことに不安を感じるようですね。本当の所はどうなのでしょうか。

 

小学生を塾に行かせる必要性とは?

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  1. 中学受験をするため。
  2. 良い高校に入るために今から準備。
  3. ゲームなど、遊びに夢中にならないよう、勉強癖を付ける。勉強に自然に取り組める環境を整える。
  4. 小学校から英語が科目に加わるなど、教育に関しての変動や教育格差などの問題も出てくるかもしれないので、小学生のうちから対策が必要かもしれない。

こういった理由からかなと思います。

私はどの項目についても、娘が小学高学年になってさえ、考えたことが有りませんでした。中学受験はもとよりトップレベルの高校に合格させるには、やはり小学生の少なくとも5年生くらいには塾に入れて勉強させることも有るんですね。

 

確かに今はゲームという大きな誘惑が有ります。自宅で勉強しなさいと言っても、つい違うことに気がいってしまうことも多いでしょう。また遊んでばかりいる友達の影響を受けにくくするために塾に行かせることもあるかもしれませんね。

 

塾に行かせないと良い高校や大学に入れない?

中学受験しなくても一流大学入学を見据えて、高校も良い所に入れたいなら、今から塾で勉強させておかないと難しいよと、ママ友や周りに言われたという同僚。

「塾代も高いし、でも子供の将来を考えたらそうも言ってられないし…」

子を持つ親なら必ず悩む問題の1つですよね。うちの場合は経済的に難しかったことと、塾が遠方にしかなく、フルタイムで働いていた私は週に何度かの送り迎えが出来なかったため断念しました。

他にも塾は行かせてないけど、現在そこそこの大学に子どもを行かせているという人も身近にいます。

 

塾仲間と競い合い自覚を持って勉強するのは大きなメリット

塾の良い所って、「やはり勉強をする」という環境に身を置くことで、学ぶ習慣を付けられることですよね。

そこへ行けば、先生がいて、同じように勉強をする仲間しかいません。遊びの誘惑を遠ざけるので、脱線することが有りません。

良い意味で競争心も生まれ、自分も頑張ろうと良いモチベーションが持てるのではないでしょうか。

 

本人にやる気がないならただ勿体ないだけでは?

もうかなり前のことですが、職場の昼休みに何やらざわついていたので、ちょっと覗いてみると、仲の良い何人かがプリントをその内の1人から渡され、熱心に書き込んでいました。

聞いてみると、その配っていた人の小学生の息子の塾の宿題だということでした。簡単な算数の計算問題ですが、1枚にびっしり設問が有ります。

「厳しい塾なので、宿題をしていかないと息子が叱られるから。」

「叱られたらよけいにやる気をなくす…高いお金を払ってるのに続かないと困る。」

こんなことを話していました。

塾の宿題を親が手伝うのもおかしな話ですが、彼女だけでは無理で、何人かに頼まないと完了できない量の宿題量ということにも驚きました。

正直そんなことで、はたして子供のためになるのだろうかと思ってしまいました。自分でやるからこそ身に付くのに…

教育方針は家庭ごとにいろいろですから余計なお世話かと思いますが、ちょっと疑問に思った出来事でした。

 

塾に通わせてることで安心?

塾に通わせてるから本人の成績が上がる。こう思い込むのは禁物です。

最初からは無理でも行っているうちに本人がやる気に目覚め、向上していくなら別ですが、そういう勉強に集中できる環境を与えたにすぎません。見守って子供と話し合うことも必要かなと思います。

 

 

終わりに

教育格差という言葉も気になりますが、塾に行かせれば解決ということも無さそうです。

ただ、授業では習わないハイレベルな勉強をしていないと行けないトップレベルの高校や大学を目指すなら、小学生の時からその需要に合った塾に行く方が良いという意見も有ります。

塾に行く分、勉強量も多くなり、多様な思考力やそれぞれの分野の基礎も盤石になり、それだけ力が付く、応用力も差が付いてくるというのも頷けます。本人のやる気次第ということも有りますが。

どちらにしても、子供にとって良い選択をじっくり考えて決めるのが一番でしょう。

 

ご訪問ありがとうございました。