風の小径

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子供の好き嫌いは気にしない?無理には直さなかった私と頑張った人それぞれの考えとは?

子供の好き嫌いが多いと気になりますよね。好き嫌いは母親の責任みたいに言われると聞いたことが昔有りました。

じゃ自分は一切嫌いなものがないのかというと、そういう人は少ないですよね。

でも子供には嫌いなものが有っても気にしないとはなかなか思えない人もいるようです。

 

子供の好き嫌いは親の責任?

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周りで聞いていても、わりと姑さんにチクチク言われることが有ると言います。

  1. 子供がピーマンなど食べられないのは、美味しく食べられるような工夫をしなかったから。
  2. 嫌いだからと放っておいて、食べられるようになるまで、根気よくしつけなかったから。

どちらも私は耳が痛いです。娘は好き嫌いが子どもの時から有り、今もそのまま嫌いです。「好きな食べ物」になるような努力をしてやりませんでした。

 

子供の好き嫌いなんて気にしないと言ってられない場合とは?

あまり多いと栄養不足が気になりますよね。特に野菜や魚が嫌いとなれば、お母さんも悩むと思います。

小さく刻む、すり下ろす、ペースト状にするなどして、調理法を工夫して食べさせる必要も有るかもしれませんね。

 

嫌いになった原因とは?

 

うちの場合は、彼女はお豆腐が嫌いです。でも納豆は好きです。不思議でしょ?

豆腐は食感と、ほとんど味がしないのが嫌だと言います。なので同じような食感でもプリンや茶わん蒸しは大好きです。ちゃんと味がするからだと言います。

正直豆腐が嫌いだと言われるとなかなか厳しいです。栄養価も高くヘルシーで、メニューのレパートリーが拡がり、大助かりの食材ですから。

鍋をしても「お豆腐入れないで!」辛いのもダメなので、麻婆豆腐もNGです。厚揚げも食べません。私の超大好きなものばかりなので、遺伝では有りません。(笑)

 

よく嫌いになった原因で聞くのは、

  1. その食材であたってしまったことが有る。
  2. その食べ物ばかり繰り返し食べさせられて、拒絶反応をするようになった。
  3. 母親が嫌いな食材だったため、食卓に出なくて、食わず嫌いになった。

といったことがあげられます。

どれもうちの子には当てはまりません。いつの間にか気づいたら嫌いになっていたという感じです。不思議です。

 

好きにさせる努力はした?

小さい頃は1切れは最低食べさせていました。娘も素直に従っていましたが、顔をしかめてほとんど味わうことなく飲み込む姿を見ていて、苦しくなりました。

甘いと言われるかもしれませんが、そこまでして嫌いだというのを食べさせる必要が有るのかと思いました。

幸いピーマンや人参、玉ねぎ、ネギなど、子どもが嫌がる野菜は全部好きで食べていましたから、躍起になって豆腐を無理やり克服させなくてもと考えました。

他の食材で豆腐に含まれる栄養を摂れば良い話ですよね。

食事の時間は子供にとって楽しい時間であって欲しかったのです。嫌いなものをたとえ少しだけだとしても、食べなくてはならない辛いひと時だったと記憶させたくありませんでした。

 

大人になって嗜好が変わる場合も…

私自身、焼き魚、特にサバやサンマなどは子供の時大嫌いでした。おそらく、サバの塩焼きなどは、朝昼晩と出た時も有ったので、食べさせられ過ぎて嫌いになったと思います。そのせいで、味は違うのに、焼き魚全般が嫌いでした。

ところが、20代後半ごろから、自然と好むようになりました。それぞれの魚を焼いたり煮付けたり、種類によっても美味しさが違います。そういったこともわかるようになり、魚嫌いが改善されたという経緯が有ります。

娘も必ずとは限りませんが、そうなればいいなと思います。無理して本格的に拒否することのないようと考えています。

 

好き嫌いは本人のために克服させたい

皆の話を聞くと、けっこう頑張った人もいます。

  1. 好き嫌いが有ると、給食で困る。
  2. 自分が偏食だったら、子供が偏食になるかもしれないし、子どものお手本になれない。
  3. 嫌い、食べたくないというのを、すぐに聞いていたら、何でもぐずればしなくて済むといった逃げる子になってしまうかも…

皆さん、ちゃんと考えて子育てされてきているんですね。

ちょっと私はゆる過ぎたかもしれません。(笑)

 

あるお母さんの努力はこんな感じです。

「料理の腕をふるい、すごく工夫して他の食材に紛れ込ませて食べさせた。食べたら、<ほんとはピーマン入ってたんだよ。ちゃんと食べられたね、えらいね。>って褒めた。最初は嫌そうな顔していたけどね。何回か繰り返して、だんだん形がわかるようにしていったら、時間かかったけど食べられるようになったものも有ったよ。」

根気強いですね。私には出来なかったけど、こんな方法も有りますね。

「ご飯の時間が嫌いになるようなことは無かったみたいだから、まあ嫌いなものが少しでも減って良かったと思ってる。だってその分食べる種類が減ってもったいないし。何でも食べられる方がやっぱり本人のためにもいい気がする。」

自分は食いしん坊だからと豪快に笑い、話してくれました。

 

終わりに

好き嫌いは気にしないで育てちゃった私。頑張ったというお母さんの意見もわかる気がしました。

ただもともと楽観主義な性格なので、「どうしてもこうさせたい。」みたいなところが私には有りません。努力をサボっているとも言えなくもないですが。(笑)

他にもチラホラ嫌いなものは有りますが、結局ちゃんと、私よりも背が高く元気に育ちましたので、肩の力を抜いて子育ても良いのではと思っています。

 

ご訪問ありがとうございました。