風の小径

小さな径(人生)を心地よい風に吹かれて充実して生きていきたい

子供にお手伝いさせるのを面倒がったばかりに…私の後悔とは?

子供にお手伝いをさせなかったばかりに、正確にはお手伝いをしたい気持ちに応えられなかったばかりに、今ちょっと苦労しています。

子供にお手伝いしたいとせがまれても正直面倒じゃないですか。でもあの時させていれば、今もっと楽が出来ていたのになと後悔しています。

 

子供が手伝いたがった時に面倒に感じる理由とは?

ズバリ、

  1. 教えるのが面倒くさい。
  2. そこそこ出来るまでに時間がかかる。
  3. 出来るようになるまでは、やり直したりしないといけないので2度手間になる。

こういったことですね。ずっと共働きで忙しかったことも有りますが、特に料理については、ケガややけどなど、狭いキッチンには危ない要素が満載ですから、立ち入らせたくない気持ちが強かったのです。

 

子供にお手伝いをさせなかった後悔とは?

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掃除などは、危なくないし、忙しい中家事をしながら遊ばせる方法としてお手伝いさせました。そのため、今もたまにやってくれます。

1番後悔しているのは、やはり料理です。

女の子ですから、小学生の時は特にやりたがりました。確か子供番組でも料理をするものが有ったので興味を持っていたようです。

それなのに、私は面倒に感じ、「今忙しいから今度ね。」「油が飛ぶからあっちに行ってて。」などと言い、なかなかさせなかったのです。

そのうちに手伝うと言ってこなくなりました。その当時はそれで内心ほっとしていました。

 

こちらが望むときにはすでに遅しでした

中学生になった時、さすがにもうキッチンでの危なさは回避できるだろうと思い、簡単な料理を教えて、たまに作ってもらおうかと目論みました。(笑)

ところが、「料理なんか興味ない。やりたくない。」「なんで急にそんなこと言うの?前は危ないからって教えてくれなかったのに。」と言われてしまいました。

私は勝手に時期が来たら教えればいいと思っていましたが、やはり興味を持った時が教え時だったんですよね。

 

教え時に面倒がらずやらせたメリットとは?

私の妹も子どもの時、料理にすごく興味を持ち、母にせがんで教わっていました。母も働いていて忙しかったのですが、面倒がらずに教えた結果、高校生になった妹が部活をしてなかったので、ほぼ毎日夕食を作っていました。

料理以外の家事は私が分担し手伝ったので、今の私とは比べ物にならないくらい、母は楽だったと思います。

娘が料理を手伝ってくれないことをグチる私に、「それは面倒がって教えなかった自分の責任だよ。」とイタイことを言われました。

 

させていれば料理が得意になっていたかも?

妹は、その経験から、かなり料理上手になりました。冷蔵庫の中の残り物から、ササッと手早く美味しい料理を作ってくれます。

一緒にランチしたお店で出された料理も、味から調味料をある程度想像が付くようで、今度家で作ってみようなどと言います。実際遊びに行った時、再現してもてなしてくれます。ほぼ同じ味で感動してしまいます。

興味を持ってやればこんな風に生かせるのだとあらためて思いました。

 

 

子供にお手伝いさせることでこんなメリットが!

  1. お手伝いすることで、褒められて単純に嬉しい。自分はお母さんの役に立っていると自然に自分の中で認識できる。
  2. 初めからは上手に出来なくても、だんだん上達し、ちゃんと出来た時に達成感を感じる。子供の時に感じる達成感は大事。積み重ねることで、いろいろな面で自信を持ち、大人になっても良い影響を与える。
  3. 最初は手間がかかっても、教え込めば完成度の高いお手伝いで、確実に母親は楽になる。

う~ん、ちゃんとさせるべきだったな。私も楽したかった。

 

たまに頼んでもいやいやなのがアリアリ

もう大人なので、ある程度は夕食も頼むことが有りますが、出来る料理は限られていて、やる気もほとんど感じません。

将来を考えるとちょっと心配です。周りのみんなは、

「大丈夫。娘さんも結婚したりして必要に迫られたら出来るようになるって。しない訳にはいかないんだから。時期が来たらやるもんだよ。」

と慰めてくれます。(苦笑)

 

終わりに

私は元来呑気なので、あまり後悔することはないのですが、このことだけはいまだにしまったなと思っています。

特に女の子は、家事に興味を持ったら、頑張って面倒でも教えてあげる方が良いと思います。お互いに有意義です。

学業だけでなく、生活に必要な家事全般は出来るようになっていて困ることは有りません。おおいに手伝ってもらいましょうね。というご提案でした。

 

ご訪問ありがとうございました。