風の小径

小さな径(人生)を心地よい風に吹かれて充実して生きていきたい

子供は目が離せません!隙を突いての行動に焦った体験談3つ!

子供は活動が活発になり、好奇心も旺盛になってくると、とにかく目が離せません。

毎日クタクタです…若いママさん同僚がこぼしているのを聞いて、私も娘の小さかった時を思い出しました。

2歳になりたての頃が一番大変でしたね。幼児のあるあるのトラブルは誤飲だけじゃないですよ。ご注意です。

 

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子供の目を離したすきに…やけど

うちでは仏壇に毎朝お線香をあげます。主人が出勤前にお参りをして出かけるからです。その部屋は、玄関の横でした。

いつものように玄関で、娘と一緒にパパに行ってらっしゃいをしました。

私はそのまま奥のキッチンに戻り、朝食の後片付けをしていました。

すると突然「ウワ~ン!」娘のすごい泣き声がしました。

「えっ⁉」「ハッ!うそ~」私は廊下を走り仏間へ向かいました。

そうです。主人があげたお線香がまだ残っていたんです。

私は娘がてっきり後ろをついてきているものと思っていたのに、お線香のにおいに魅かれたのか1人でその部屋に入っていたのです。

好奇心からでしょうか、緑の棒が立っていてその先にオレンジ色に小さく灯った火。

そこを指でつまんだのです。

血の気が引きました。あわてて洗面所へ行き、水を出して冷やしました。女の子です。「もし跡が残ったら…」大げさのように思われるかもしれませんが、そんな気持ちもよぎりました。

すぐに近所のかかりつけの小児科へ連れて行きました。

先生が笑いながら、

「全然大丈夫ですよ。熱くてすぐ手を離したんでしょう。すぐに冷やしたのも良かったですね。でも火傷は怖いから気を付けてあげてね。」

ホッとしました。まさか仏間に勝手に行くとは…油断しないで、また後ろにいると思いこまないで、家の中でも気を付けないとと思いました。

ただ、その後本人は痛い思いをして学習したのか1人で仏間に入ったり、お線香に触ることは有りませんでした。後に残るようなケガをする前に1つの危険を、本人が自主的に回避するようになったのは良かったと思います。

 

子供の目を離したすきに…脱臼

その日は家族3人でホームセンターに行きました。

久し振りで買うものも多く、時間をかけて見ていました。

商品の説明を読んだり、手に持って比べたりと夢中で買い物を続ける私に、娘は飽きてしまいウロウロし始めたようでした。

ただ、てっきり私は主人と売り場を廻ったりペットコーナーにでもいると思っていました。

「買うもの決まった?」そう声を掛けられ振り向いたその時、聞き覚えのある大きな泣き声が店内に響き渡りました。

私達は顔を見合わせ、声のする方に一目散に走りました。

「あなたが見てたんじゃないの?」

「お前が一緒にいるんだと思ってた。」

お互いを責めながら、入り組む通路を駆けずり回ってやっと探し当てました。

お年寄りのご夫婦が娘を抱き起し、声をかけて下さっていました。

青い顔で走り寄る私たちに、「パパさんとママさんね、よかった。なんだかね、この上から落ちてしまったみたいよ。お医者に行った方がいいんじゃない。」と話してくださいました。

店員もかけつけ、私達は平謝りです。どうやら、中途半端に積み上げられた椅子を登っていったようなのです。子供はやはり高い所が好きなのかしら。

どうして売り場でそんなバランスの悪い積み方をしていたのかは不明ですが、とにかく謝罪し、特に破損した物はないとのことだったので、急いで病院へ連れていきました。

日曜ですから、開いている病院を消防に聞き、近くの外科へ行きました。

娘はずっと泣いたままです。骨が折れていたらどうしようと案じましたが、幸い脱臼でした。

脱臼ってけっこう荒っぽい治療なんですね。腕をクイッて伸ばすというかひねるというか、そんな感じに見えて痛そうでした。実際「ギエー。」とすごく泣きました。

目を話したばっかりに、こんな痛い思いをさせてごめんと、私も泣きそうでした。

決して相手任せにしないで、ちゃんと子供は見ておかないといけませんね。

 

子供の目を離したすきに…転落

ベビーカーに乗せて、銀行に行った時の話です。

窓口でいろいろ込み入った話になり、時間がかかってしまいました。

しばらくは大人しく乗っていた彼女。ただ時間がかかり過ぎ、飽きてきてしまいました。私の服を引っ張ているのはわかっていましたが、先方の説明に納得いかなかった私は行員と言い合いになってしまっていました。

そしてほどなくドスンという音と娘の泣き声が…

服を引っ張っても自分の方を向かない私に業を煮やした娘が、ベビーカーの上に立ち上がり、私に早く帰ろうと言いたかったのでしょう。バランスを崩してそのまま落ちてしまったのです。

びっくりして、抱き上げましたが、膝をすりむいています。行員との話は切り上げ、急いで帰って手当しました。そんなにひどいケガではなかったので、ひとまずホッとしました。

もし後ろ向きに落ちて後頭部を打っていたら?顔から落ちて顔面強打していたら?落ちた瞬間を見ていなかったので、その時はほんとうに驚き心配しました。

(正直、行員の「大丈夫ですか?」の一言も無かったのには驚きました。)

ほんのひとり言です。

 

終わりに

 

育児書などを読み漁り、子育ての先輩方や、テレビ番組などを参考にし、子どもの有りがちな事故やトラブルに気を遣いました。

一番心配したのは誤飲です。幸い注意した甲斐あってか、そういった事故は有りませんでした。

でもご紹介したような小さなトラブルは起こってしまいました。

たまたま大事に至ることは有りませんでしたが、もしもっと大きなケガをしていたらと思うとゾッとしました。

子供は予想外の動きをしますし、好奇心旺盛です。そして待てない!せっかちです。

その辺りを踏まえて、目を離さないように見守ってあげたいですね。

 

ご訪問有難うございました。