風の小径

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共働きでの育児で疲れたママへ!乗り切る方法とは?

共働きでの育児はかなり疲れますよね。

家事だけでも仕事との両立が大変なのに、子供さんが小さければなおさらです。

30代で、3歳の子供さんがいる同僚に、「疲れ過ぎて…仕事辞めたくなります…」

と相談されました。表情に元気が有りません。

どう乗り切れば良いのでしょう。考えてみました。

 

共働きで育児も家事もで疲れ果てるのは何故?

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  1. 息つく間もないカリキュラム。食事、洗濯と言った日常の家事。保育園の送り迎えに加え、帰って来てからも、お風呂に入れたり、食べさせたり、相手をして遊ばせた後は寝かしつけです。忙し過ぎる。
  2. 主人やまわりが、母親の大変さを理解していない。ママなんだから、子どもの世話をするのが当然と思われている。家事もたいしたことはなく、仕事と言っても男性ほどの厳しさは無いと思われていて、いたわりの言葉もない。
  3. 自分の時間がほとんど無い。

なんだか聞いていて、私まで辛くなってしまいました。

 

1番は、私も働く主婦ですから、家事と仕事の両立のしんどさがよくわかります。

家事の中でも、特に食事の支度は外食でもしない限り、休みは有りませんよね。食事は作るだけではなく、その前後に、材料の買い出しや、食器などのあとかたづけも伴います。実際かなり時間も手間もとる大変な家事です。

その上に、子育てしているママは、子どもの世話も加わりますから、寝かしつけたあとはもうぐったりしているのではないかしら。頭が下がります。

 

共働きなのに夫が妻の大変さを理解していない

彼女の旦那様は、仕事が忙しいようで、あまり育児に協力的ではないそうです。

まあ帰りも遅いですから、沸かしてもらったお風呂に入り、準備された食事を食べるだけなので、そこまでの彼女の忙しさを目の当たりにしていませんからね。

それどころか、夕食のメニューの一部が買って来たお惣菜だとわかると、軽く嫌味を言われるとか。

私なんて子育てしてなくても、お惣菜は活用していますけどね。

うちの旦那のようにあまり細かいことを言わない人なら良いのですが、

「疲れて帰ってきてるのに、料理くらい手抜きしないで作って欲しい。」

なんて言われたらやりきれないですよね。

 

「私の方がもっと疲れてるんですけど。」

「文句言うなら、たまには自分で作ってみたら。」

言い返してしまって気まずくなることも有るそうです。

 

育児は母ならやって当たり前?

家事は妻が、育児は母親がするのは当然。

当然と思われてしまうので、なかなか労いの言葉ってかけてもらえないですよね。

それどころか、ちょっと行き届かないと、文句を言われてしまう…

彼女もそのあたりが納得いかない様子です。

たまの休日に少し子どもの相手をするくらいなら、全貌はわからないってことですよね。ちょっとでもしんどさを感じてくれて、

「ママ、いつも大変だな。たまには皿くらい洗っとくよ。」

なんて言われたら、気持ちがスーって軽くなるかもしれないのにと、聞いてて思いました。旦那さん気づいてあげて欲しい…

 

共働きと育児を両立するには?

 

  1. 自分1人ですべてを抱え込まない。
  2. 優先度を考え、手を抜いても良いところは抜いてしまいましょう。
  3. 主人に理解されず、クレームを付けられたら、どうしてそうなったかという理由やいきさつを説明する。1度では無理でも、繰り返し話すことで徐々に分かり合えるのでは?
  4. 自分だけの時間を絶対に確保すべき!

彼女は仕事も出来る、基本的に真面目な人です。

与えられた試練を1人で乗り切ろうと頑張りすぎているのではと思います。

子育てを試練というのは相応しくないかもしれませんが、それだけ共働きのお母さんが、育児と家事とを三つ巴でこなすのは過酷ということです。

 

彼女は娘さんを保育園に預けていますが、自分が休みの日に預けることに罪悪感を感じると言います。

普段寂しい思いをさせているという気持ちも有り、終日一緒に過ごすのです。

可愛い娘さんと過ごすのですから幸せなことですが…果たしてしっかりと休養がとれるでしょうか。

 

私が乗り切った方法

 

私は、子育てをしていた時、娘が可愛いのはもちろんなのですが、一方で「一人になりたい!」と切実に思ったものです。

仕事で抱えるストレスなども、1人になって、たとえば

  • プチぜいたくなランチを自分のために用意し、ゆったりと食べる。
  • 大好きな映画のDVDをゆっくり見る。ソファで気ままにウトウト。

なんてことをやって、発散していました。たったこれだけのことで有難いんです。

そんな贅沢しなくても、自分のためだけに使える時間が一番のご褒美なのです。

 

それでリフレッシュして、娘を保育園に迎えにいき、疲れでひきつった笑顔ではなく、心から笑って手を繋いで帰ったものです。

 

罪悪感を感じるなら、

「それは子供のためにも必要なことだと割り切って考えてみたら。」

と彼女に言いました。

 

終わりに

 

子供は敏感です。お母さんが心から楽しそうなら、それを感じ取り安心するのではないでしょうか。

疲れていると、些細なことでもついピリピリ、イライラ。子供に当たるなんてことがないにしても、可愛そうですよね。

彼女も保育園に預けてリフレッシュしますと言っていました。

頑張って欲しいです。

 

ご訪問有難うございました。